男性脱毛症(AGA)
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プロペシア
プロペシアは男性型脱毛症の治療薬です。
男性型脱毛症とは、毛髪が細く短くなる典型的な症状です。
この結果、生え際が後退したり(M字型)、頭頂部が薄くなり(O型)地肌が露出するという結果をもたらします。この現象は通常20代で始まり、年齢とともに多くの人に見られるようになります。
脱毛は遺伝的要因とDHTホルモンの複合的作用によって引き起こされると考えられています。
プロペシアは男性における男性型脱毛症のみの適応です。他の脱毛症に対する適応はありません。また、20歳未満での安全性及び有効性は確立されておりません。
また、プロペシアは「O型」だけでなく、生え際が薄い「M字型」の治療にも使用されています。
男性型脱毛症(AGA)は、時間の経過とともに進行していきます。
男性型脱毛症の主な原因物質はジヒドロテストステロン(Dihydrotestosterone=DHT)で、DHTは5α‐還元酵素によってテストステロンから産生されます。このDHTから脱毛シグナルが出ると髪は長く太く成長をする前に抜け落ちてしまい、細く短い毛が多くなり、薄毛が目立つようになります。
プロペシアは5α‐還元酵素を阻害しDHTの産生を抑制します。
当院は医療用医薬品として承認されている“飲む治療薬”プロペシア錠を採用し、治療にあたっております。
頭髪の脱毛でお悩みの方、お気軽にご相談ください。
※「プロペシア」は内服の男性型脱毛症用の医療用医薬品です。医師の診察、処方の下、正しく服用してください。
※ 下記の処方には保険は適用されません。
ザガーロ:11,000円 30錠
デュタステリド(ザガーロ後発品):7,700円 30錠
プロペシア:8,800円 28錠
フィナステリド(プロペシア後発品):5,500円 28錠
※飲むのを中止しましたら、作用が次第に薄れていきます。
※使用期間: 3 年
副作用について
※臨床試験
48週間の二重盲検比較試験において、安全性評価対象276例中 11例(4.0%)に14件の副作用(臨床検査値異常変動を含む) が認められた。主な症状はリビドー減退 3 例(1.1%)、勃起機 能不全 2 例(0.7%)等であった。〔承認時〕
使用成績調査
943例中 5 例(0.5%)に 5 件の副作用が認められた。主な症状 はリビドー減退 2 例(0.2%)、肝機能障害 2 例(0.2%)等で あった。〔再審査終了時〕
(1)重大な副作用 1)肝機能障害(頻度不明)注):肝機能障害があらわれること
があるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合 には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
注)自発報告あるいは海外において認められている。
(2)その他の副作用
次のような症状又は異常があらわれた場合には、投与を中 止するなど適切な処置を行うこと。
種類/頻度 | 頻度不明 (注1) | 1 ~ 5 %未満 | 1 %未満 |
過敏症 | 瘙痒症、蕁麻疹、 発疹、血管浮腫 (口唇、舌、咽 喉及び顔面腫脹を含む) | ||
生殖器 | 睾丸痛、血精液症、男性不妊症・精液の質低下 (精子濃度減少、無精子症、精子 運動性低下、精子形態異常等)(注2) | リビドー減退(注3) | 勃起機能不全(注3)、射精障害(注3)、精液量減少 |
肝臓 | AST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇、γ-GTP上昇 | ||
その他 | 乳房圧痛、乳房肥大、抑うつ症状、めまい |
注1)自発報告あるいは海外において認められている。
注2)本剤の投与中止後に、精液の質が正常化又は改善されたとの報告がある。
注3)市販後において、投与中止後も持続したとの報告がある。